嫌いなら呼ぶなよ / 綿矢りさ
闇属性召喚天国
ー次々現れる闇が明るすぎる...
2023/01/20/(金)
ババア死ね
これが最後の言葉だったため、この本を読むことを決意しました
なんかわかんないけど、
本を読む前にその本の最後の文章を読んでしまうという癖があります
最後の一文で全てが覆る系の本からしたら絶望だね
そんな感じで、結構刺々しく痛々しい言葉遣いがたくさん出てきます
それがまぁー楽しいわけですよ
なんなら清々しいですね
タイトルといい、最後の文といい、激しいっすね
短編全4作が収録されています
「ピエン(絵文字)」を使用することで脳内無双モードに突入してしまう、カワイイに貪欲な女子が登場する
『眼帯のミニーマウス』
ストーカー気質なYouTuberオタクが、オタクを辞めてしまうまでの物語
『神田夕』
すげえ他人事な不倫男が魅力的な
『嫌いなら呼ぶなよ』
綿矢さん対ライターさん対編集者さんのち、綿矢さん&ライターさん対編集者さんな、『配慮』とかその類の言葉は一切感じられないメールに笑える
『老は害で若も輩』
タイトルが気になりすぎる
不倫男登場な、『嫌いなら呼ぶなよ』に関しては、少しばかり不倫男に同情してしまいましたね
不倫したことを、妻をはじめその他もろもろから問い詰められるというお話なのですが、
あまりにも不倫男が清々しすぎて、ついには周りからあることないこと心配されてしまいます
でも、有る事無い事、自分が感じていないことを周りから心配されるってすごいキツイですよね...
自覚のない欠点を見つけてしまったという感じがしてとても落ち込むことがあります
なので不倫男がんばれ、お前は不倫以外はちゃんとした人間だ、とエールを送りました
それを言ったら人によっては殺人鬼もじゃんとした人間カモじゃん..
てな感じでとても激しいのですが、なんかすごい心地よく読めます
綿矢りさ特有の、変なあだ名選手権も開催されまくっています
今までで一番ユニークなあだ名は?
あだ名というあだ名はないですが、
私の母は友達を地名で呼びます
市で被った場合はより詳細になります
なのでいつか全国に友達を作ることが夢です
こんなに片口角がずっと上がっている本初めてです☆