グランド・ブダペスト・ホテル / ウェス・アンダーソン
ポップは世界を救う
2023/06/18/(日)
可愛い。とにかく可愛い。
そんな映画を見ました
『犬ヶ島』というストップモーション・アニメーション映画の監督ですね
奥行き感をあまり感じない、動く絵本を見ているような映像で、目が豊かになる色合いがたまらん
赤い絨毯に、ピンクの壁紙....
(タイプすぎる)
音楽のように流れるようなセリフや、ミュージカルのようにテンポよく動き出すおじさんたちが可愛いです
海外映画に若干抵抗があって、たまにお話がついていけないことがあります...
例えば、彼女持ちの彼が、急に違う女とイチャコライチャコラ。
かと思ったら、彼女の元へカムアゲイン。
日本の恋愛系の場合、恋が始まるあの焦ったい時間すら好まれることもあります
まぁ、どちらに賛成するとかないけれど、日本のあの感じに慣れてしまっている身からすると、海外作品の気持ちの変動スピードについていけなくなって迷子になることがあります
特に後半、それなりのスピード感で展開されますが、なんかもうそれが癖になります
なんといっても、映像を見ていて飽きません
この変わった映像の撮り方によるものなのか、
可愛らしい色合いのおかげなのか、
日本とはまた異なるコメディだから新鮮なのか、、、
もうなんとも癖になる映画でした
ですが、油断していると、殺人シーン(ゆるめの)がポップに突然出てきます
「え、見たくなかった....まぁでももう見たもんは仕方ねぇか。ポップポップっと」
という感じで、ポップに殺人シーンが見られます
もげた指すらポップです。
フィンガーポップ
突然出てくる生首だって、へっちゃらポップ
ポップポップ、可愛い可愛い言っていますが、それらと切なさが掛け合わさり、尚且つ、歴史が詰まった建物への尊さを感じられました
例えばかつて行った温泉だって、昔々逃亡中の詐欺師の隠れ宿だったかも
私たちが知る由も無い過去が詰まった、この世にある建物たちがとても愛おしいものに感じました