すみれ荘ファミリア / 凪良ゆう
あなたの細胞はいつ刺激されている?
2023/03/05/(日)
今日は、二回目登場凪良ゆうさんの作品を紹介します、させてください
よろしくお願いします
凪良ゆうさんの作品に出てくるキャラクターたちが大好きです、安心します
今回は穏やかでありながらも決して安心できない人たちが複数人登場します
下宿すみれ荘の管理人一悟とその入居者たちとの日々を描いた、温かい物語。
かと思い読み始めましたが、
開始早々、一悟は怪しい男と自転車で衝突をし、怪我を負わせてしまいます。
しかもその男(芥)は明らかに幼い頃に生き別れた弟でした。(おおきなネタバレじゃないよ)
物語が進むにつれて、一悟と芥の幼い頃の事実が明らかになっていきます。
なるほどそういう系ね
でもこの物語の面白部分はそこじゃない!!
それもそうだけど、そこだけじゃない!
おおお
気心知れた入居者たちの、それぞれ抱えている問題が明らかになっていくのですが、
中には罪を犯してしまうものまで、、
今日もどこかで事件が起きているんだということが、不意に身近に感じることができます
(できますというと、「できますのでどうぞ」みたいに思われるけどそういうことじゃなく、「できてしまいますけど...」の方のできますです...)
穏やかでありながらも様々な問題を抱えた人間の有り様がリアルに描かれています
犯罪が起きる瞬間を体験したことがないんですけど、
「自分のどこかの何かしらの細胞が違えば今犯罪したかも。」って思うことありますよね〜
細胞で何が変わるのか知りませんけど
え、恐怖
でも
「どこかの細胞が違えば、私は誰もが羨む容姿の持ち主だったかもとか、クソ天才だったかも」
と感じる瞬間はない
てことは人間て、犯罪者になりやすいのかなーとか思うこともある
そんなことは...
犯罪者は別に犯罪学校とかに行ってる訳じゃないし、勝手になっていくじゃん
やっぱり刺激される細胞がちがうのかな〜
でも確かに、
人それぞれ好きなものが違うけれど、それもその人の何かが刺激されている訳だし、
犯罪もそのノリと一緒だね
絶対に犯罪とノリという言葉を同時に使うなよ
すみれ荘ファミリアも、
人はいつも犯罪と隣り合わせなのか、と感じられる物語です
(「感じられる」というと、「ぜひ体感してみて!」って聞こえるけど体感しなくていいです、する必要ないです。でも読んでみてください、面白いです)